群馬県前橋市の流域下水圧送管を洗浄しました

群馬県下水道総合事務所が管理する下水圧送管(φ250のダクタイル鋳鉄管、L=523m)の洗浄業務が、3月24日早朝に行われました。圧送管路の計画的維持管理の一環として発注されたもので、地元の東日工業㈱(本社:前橋市、小池正晃社長)が受注し、東亜グラウト工業㈱が協力して洗浄作業を行いました。この管路は昼夜問わず流量が多く、最長でも早朝の80分間しかポンプの運転を停止する事が出来ないため、朝4時過ぎから注入口の設置作業を開始し、特殊アイスシャーベットの含氷率(70%以上が合格)を測定。78%で合格後、すかさず注入を開始しました。回収口に設置した透明のアクリル管を茶色→黒→茶色→薄茶色に変色した特殊アイスシャーベットが通過。最後は白色に戻り、予定時間内で作業は完了しました。作業班にとっては、今回はかなり難易度の高い現場へのチャレンジでしたが、無事に制限時間内で洗浄を終えることができ、これからの現場作業に対しての自信にも繋がったのではないでしょうか。

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