秋田県にかほ市で配水管を洗浄しました
にかほ市で秋田県内の水道事業で初となるアイスピグ管内洗浄工法が行われ、近隣事業体、民間企業などが見学に訪れました。
対象は平成12年布設の塩ビ管φ75(L=640m)で、当該区間では濁水が慢性的に発生していて、排水洗浄を適宜行っていましたが、一時的な改善にとどまっていました。
そこで、大がかりな設備の追加や改修が必要なく、φ75という小口径にも対応するアイスピグ工法が採用されました。洗浄業務はアイスピグ東北地域協会会員の環清工業㈱(本社:酒田市、青山武社長)が受注しました。
回収口から排出された特殊アイスシャーベットは茶色く濁っていて、鉄やマンガン、シールコートを含んだ汚れが確認できました。同市の担当の方は今回は末端区間で施工したが、今後はマンガンなどが悪影響を及ぼしているとみられる区間を調べた上で、定期的に実施していきたいとのことでした。
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