小田原市で下水圧送管を洗浄しました
アイスピグ関東地域協会会員の関東ヒノデサービス販売㈱は、3月13日に小田原市小船地内の下水圧送管(マンホールポンプ)を洗浄しました。対象管路はφ100のモルタルライニングダクタイル鋳鉄管で延長は188mでした。平成11年に共用開始した管路で、管内に夾雑物が付着・堆積している可能性があったためそれらの夾雑物の除去を目的に洗浄を実施しました。今回の現場見学は同市下水道部の研修の一環として行われましたが、アイスピグに興味を持っている周辺自治体からも職員が参加し、総勢30人が熱心に見学しました。午後2時から工法説明の後、洗浄作業を開始。注入口から特殊アイスシャーベットを注入し、回収口に設置した透明管を茶色に変色したシャーベットが通過すると驚きの声が上がりました。洗浄終盤にはだんだん色が薄くなり最後は本来の透明白色の状態で回収されたことから、管内の夾雑物の除去効果が確認されました。洗浄時間はわずか30分でした。
今回の洗浄で管内夾雑物の除去能力、管詰まりのリスク無し、短時間洗浄という同工法の優位性が確認されたので、関東地域協会では同市内の他の管路への採用活動を推進する予定です。
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