阿賀野川浄水場の放流管を洗浄しました
新潟市水道局は阿賀野川浄水場(高橋直場長)から阿賀野川に至る放流管を「アイスピグ管内洗浄工法」で洗浄しました。対象管路は昭和47年に布設されたダクタイル鋳鉄管(φ300、L=497m)で、平成13年に他工法で洗浄しましたが、マンガン等の付着により再び流量が低下したため、流量回復を目的にアイスピグが採用されました。当日は同局職員約40人がアイスピグの座学の後、実際の作業を見学しました。
見学者は注入口で白い特殊アイスシャーベットの感触を確かめてから河川敷に設置した回収口へ移動、シャーベットの到着を待ちました。程なくして黒に近い焦げ茶色に変色したシャーベットが透明のアクリル管を通過すると、思わず歓声が沸きました。シャーベットの注入から回収までの時間は約50分でした。流量も約4割回復し、同場の担当の方からも高い評価をいただきました。
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