宮城県色麻町で濁水防止対策
宮城県色麻町建設水道課は濁水防止対策にアイスピグ管内洗浄工法を採用し、2018年度に1件、2019年度に3件の洗浄作業を行いました。色麻町内の新山浄水場エリアでは近年、消火栓の使用後や断水を伴う工事後に発生する濁水が課題となっていました。住民からの通報を受けるたびに捨水で対応してきましたが、職員の負担や利用者の声を踏まえ、濁水の発生自体を抑制する方向に方針を転換し、昨年3月に初めて同工法を採用しました。洗浄後十分な効果があると判断し、同エリアにおける洗管を拡大することを決定、11月にφ50の塩ビ管(L=1,800m)、12月にφ100の塩ビ管(L=650m)を洗浄しました。直近では今年3月に、φ75の塩ビ管(L=3,000m)を1,700mと1,300mの2区間に分け、1日で作業を完了しました。
色麻町建設水道課の大槻課長補佐は「短時間で長距離洗浄可能、人体に無害、管内で詰まる恐れ無し等のアイスピグの特長が、自治体の求める条件に合致していた。」としたうえで、今年度も積極的に濁水防止に取り組んでいくとの事でした。
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