東京都水道局で初めてアイスピグ洗浄を実施
東京都水道局は、千代田区内の配水管(φ250のダクタイル鋳鉄管、L=258m)を対象に、アイスピグ管内洗浄工法による洗管を初めて実施しました。目的は排水洗浄では難しい堆積物の除去で、作業はアイスピグ関東地域協会会員の管清工業㈱東京本部が夜間に行いました。特殊アイスシャーベット6.6トンを消化栓から注入して、長さ約135mのアイスピグを形成。それを既存の水流で押し流しました。やがて、シャーベットが回収口に設置された透明のアクリル管の中で、最初は白色、だんだん濃い茶色になり、最後は又白色に戻り、洗浄が効果的に行われた様子を物語っていました。洗浄に要した時間はわずか35分でした。
洗浄に立ち会った同局中央支所配水課の担当者からは「材料の安全性が高いうえ、洗浄を短時間で終えることができた。本工法による洗浄は初めてだったが、採取したサンプル及びカメラ調査画像を見ても、一定の効果を確認できた」と評価していただきました。
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