福井県敦賀市でシールコートを除去(福井県初)
敦賀市上水道課は3月26日、配水管内のシールコート除去を目的に洗浄を行いました。対象は昭和60年代に布設されたモルタルライニングのダクタイル鋳鉄管(φ200、L=800m)で、近年この路線では、剥がれたシールコートが原因とみられるメーター詰まりが年に数回発生する状況が続いていました。洗浄作業は、北名古屋市の㈱山越(相澤宏暢社長)で製造した6.6トンの特殊アイスシャーベットを3台のデリバリーユニットで現場へ搬送し、午後1時から注入を開始しました。約30分後には回収口に設置された透明アクリル管内をこげ茶色に変色した特殊アイスシャーベットが通過。最後に元の白色に戻り、洗浄作業を終了しました。サンプリング容器の中には剥ぎ取られた大量のシールコートが含まれており、洗浄が効果的に行われたことが確認されました。
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