佐伯市で下水圧送管を洗浄しました(大分県初)

大分県初となるアイスピグ管内洗浄工法による洗浄が、佐伯市のマンホールポンプで実施されました。洗浄対象管路は同市鶴見大字明浦地内に敷設されたダクタイル鋳鉄管(φ75、L=921m)で、油を多く含んだ汚水が流入し断面収縮を引き起こすことで圧送流量が低下していました。洗浄を担当したのは、アイスピグ九州地域協会会員の共栄環境開発㈱(本社:大牟田市、久留須智子社長)。久留米支店に設置された製氷プラントから現場まで特殊アイスシャーベットを専用のデリバリーユニットで搬送し、綿密な圧力管理でシャーベットを注入。管壁に付着した夾雑物をシャーベットに包み込みながら回収口へ搬送。回収口に設置された透明のアクリル管の中を黒や茶色に変色したシャーベットが通過しました。洗浄前と洗浄後では約6割増の流量改善となり、効果的な洗浄が出来ました。

*参考:日本下水道新聞(4月26日号)

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