栃木県上三川町で圧送管を洗浄しました

アイスピグ関東地域協会会員の宇都宮文化センター㈱(本社:宇都宮市、阿部欣文社長)は、上三川町の圧送管、全長705m(塩ビ管、φ150)をアイスピグ管内洗浄工法で一気に洗浄しました。洗浄作業は1時間程度で完了。地域住民に排水自粛の負担をかけることなく行えました。回収口では、最初は黒く変色したアイスシャーベットが洗浄作業の経過とともに元の白色に回復する様子を見ることができました。

洗浄後、上流側に設置された2台のマンホールポンプの運転時間を洗浄の前後で比較したところ、平均で23%の削減が確認され、流量改善・運転コスト低減等に効果が見られました。近年、アイスピグ工法は緊縮財政に悩む中小自治体での採用が増えています。施設の延命化によるライフサイクルコストの低減は戦略的な経営の一助となるのではないでしょうか。

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阿賀野川浄水場の放流管を洗浄しました

新潟市水道局は阿賀野川浄水場(高橋直場長)から阿賀野川に至る放流管を「アイスピグ管内洗浄工法」で洗浄しました。対象管路は昭和47年に布設されたダクタイル鋳鉄管(φ300、L=497m)で、平成13年に他工法で洗浄しましたが、マンガン等の付着により再び流量が低下したため、流量回復を目的にアイスピグが採用されました。当日は同局職員約40人がアイスピグの座学の後、実際の作業を見学しました。

見学者は注入口で白い特殊アイスシャーベットの感触を確かめてから河川敷に設置した回収口へ移動、シャーベットの到着を待ちました。程なくして黒に近い焦げ茶色に変色したシャーベットが透明のアクリル管を通過すると、思わず歓声が沸きました。シャーベットの注入から回収までの時間は約50分でした。流量も約4割回復し、同場の担当の方からも高い評価をいただきました。

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指宿市でMP圧送管を洗浄しました(鹿児島県初)

アイスピグ研究会会員の㈱サニタリー(本社:鹿児島市、池本宗隆社長)は1月10日、鹿児島県指宿市のマンホールポンプ圧送区間をアイスピグ管内洗浄工法で洗浄しました。九州地方では福岡県に続き2県目、県内では初の試みです。当日は近隣自治体や地元民間業者など約30人が視察に訪れました。対象管路はφ100、L=175m、塩ビ管・ステンレス管で、同地区の民家約60軒分の汚水排水を担う重要施設です。供用開始から現在まで本格的な管内洗浄は未実施で、同市では予防保全の観点から管内洗浄を計画、豊富な実績と安全性を評価してアイスピグ工法を採用しました。

今回は上流側の道路が非常に狭く車両が入れないため、下流側マンホールより特殊アイスシャーベットを注入し、上流方向へアイスピグを押し流しました。上流側(回収側)に設置したアクリル管には真っ黒に変色したシャーベットが到達し、管内が非常に汚れていることがわかりました。しかし、洗浄作業終盤には本来の白色に近い状態に戻り、一定の洗浄効果を確認することができました。また、現場の状況に応じて柔軟に作業内容を変更できることもアイスピグ工法の利点であると考えます。

洗浄作業後に同圧送区間の運転時間を比較したところ、1日当たり約10分の短縮を確認できたそうです。

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掲載新聞記事一覧(実績集№161~№180)

アイスピグ洗浄工法が掲載された記事です。

営業活動等にお役立てください。

№168 神奈川県川崎市配水管洗浄

   20191017水道産業新聞_川崎市.pdf

   20191017日本水道新聞_川崎市.pdf

№169 山形県新庄市配水管洗浄

   20191219日本水道新聞_新庄市.pdf

№170 大阪市アイスピグ研修会

   20191205水道産業新聞_大阪市研修会.pdf

№178 新潟県新潟市阿賀野川浄水場放流管洗浄

   20200302水道産業新聞_阿賀野川.pdf

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

昨年はアイスピグ管内洗浄工法が、第3回インフラメンテナンス大賞(厚生労働省)優秀賞を受賞することができました。元々、同工法は水道管の洗浄工法として誕生した技術です。従って厚生労働省から賞をいただいた事は非常に大きな意味を持つことになります。

洗浄件数は180件を超え、累計洗浄距離も90kmを超えました。ひとつの節目となる100kmが目前に迫ってきました。

これからもアイスピグ普及のために局員一同頑張りますので、今年もよろしくお願いいたします!

新庄市でシールコートを除去しました

東北地域協会会員の環清工業㈱(本社:酒田市、青山武社長)は10月17日、山形県新庄市の配水管をアイスピグ管内洗浄工法で洗浄しました。対象管路はモルタルライニングのダクタイル鋳鉄管(φ100、L=300m)で、当日は現場見学会も兼ねて行われ、近隣自治体や業者等約40名が熱心に洗浄の様子を見学しました。

対象管路は以前から濁水が発生しており、同市が原因追及のため不断水カメラ調査を実施したところ、管内にシールコートの剥離・堆積が確認されたため管内洗浄を実施することになり、今回初めてアイスピグ管内洗浄工法が採用されました。

見学者はまず注入口で白い特殊アイスシャーベットを手に取って感触を確かめ、その後回収口へ移動してシャーベットの到着を待ちました。しばらくして白かったシャーベットが焦げ茶色に変色して透明なアクリル管を通過すると、一斉に驚きの声が上がりました。回収したシャーベットにはシールコート等が大量に含まれており、高い洗浄力が証明されました。

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中部地域協会が技術説明会を開催しました

アイスピグ中部地域協会は12月6日、名古屋市内の建設コンサルタント会社でアイスピグ管内洗浄工法技術説明会を開催しました。社員26名に加え、支社からはテレビ会議で参加していただきました。アイスピグ研究会技術委員長がアイスピグ管内洗浄工法の概要、洗浄工法の有効性、水道・下水道分野における施工実績などをパワーポイントや技術資料等を用いて約一時間説明しました。その後の質疑応答では設計積算関係を中心に活発な意見交換がありました。

 

文責:アイスピグ中部地域協会 事務局長 田中浩二

 

「エコプロ2019」に出展しました

東亜グラウト工業㈱は12月5日~7日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2019」にアイスピグ管内洗浄工法を出展しました。クイズに答えるとガチャガチャを回してノベルティがもらえる仕組みになっていたので子供から大人まで数多くの人々がクイズに参加しました。クイズに答えながらアイスピグ管内洗浄工法に興味を持ち、積極的にご質問いただくケースもあり、更なる認知度アップに繋がったのではないでしょうか。

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エコプロ2019に出展します

東亜グラウト工業㈱は12月5日~7日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2019」にアイスピグ管内洗浄工法を出展します。この展示会は一般社団法人産業環境管理協会と日本経済新聞社が開催するもので、アジアを代表する環境の総合展示会です。環境配慮型製品・サービス、環境関連技術を展示・紹介し、環境問題の解決と持続可能な社会の実現を目指します。ブース番号は、西2ホール2-038です。多くの皆様のお越しを心よりお待ちしています。

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