明けましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。

 昨年を振り返ってみますと、まず3月に鳥取市の因幡環境整備㈱に特殊アイスシャーベット製造機(6号機)が常設されました。それに伴い、9月には中国地域協会が設立され、今年から四国地方も加えて「中国四国地域協会」として活動を開始します。6月にはデモ車が完成し、浦安市でのお披露目を皮切りに、札幌市、横浜市、川崎市、群馬県太田市と実演を行ってきました。累計洗浄件数は140件、洗浄距離も70kmを超えました。

 今年は、1月1日付けで2代目会長に鈴木宏氏(工学博士、技術士)をお迎えし、新たな体制で活動を開始しました。皆様には、現場事例を中心にトピックスを提供させていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。尚、鈴木宏会長のご挨拶を「研究会案内」に掲載しておりますので、ご参照願います。

「エコプロ2018」に出展しました

東亜グラウト工業㈱は12月6日~8日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2018」にアイスピグ管内洗浄工法を出展しました。3日間の総来場者数は約16万人と、昨年とほぼ同数で、エコや環境問題に関心のある一般の方や小中学生の団体が多く見受けられました。残念ながらすぐに受注に結びつくような具体的な物件はありませんでしたが、中には非常に興味を持ってくれた大学生のグループもいて、アイスピグの将来が楽しみになりました。

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東北地域協会が定時総会を開催しました

アイスピグ東北地域協会(青山武会長)は11月20日、ホテルベルエア仙台で平成30年度定時総会を開催しました。冒頭の会長挨拶に引き続いて青山会長が議長となり議事が進行し、第1号議案から第5号議案まですべて満場一致で承認されました。今年度の案件数は着実に増加しており、東北地域協会の益々の発展が期待されます。

総会終了後は懇親会が行われ、和気あいあいとした雰囲気のなかで夜が更けて行きました。

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群馬東部水道企業団で講習会を行いました

11月14日に群馬東部水道企業団(太田市)でアイスピグの講習会とデモ車による実演を行いました。同企業団は県東部の8市町(太田市、館林市、みどり市、板倉町、八千代町、明和町、大泉町、邑楽町)の上水道事業が統合して、平成28年4月1日に誕生した団体です。当日は群馬県の研究会会員3社(環境管理センター、東日工業、関東特殊防水)も参加、合計50名弱が熱心に受講しました。特に実際のアイスシャーベットに触れた人からは「冷たい!」「これで汚れが取れるの?」等さまざまな感想が飛び交っていました。実演終了後の質疑応答も活発に行われ、関心の高さが伺われました。

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調査業務にアイスピグが採用(新潟県十日町市)

新潟県十日町市の圧送管内調査委託業務に、全国で初めてアイスピグ管内洗浄工法が採用され、高い評価を受けました。調査業務を受注したのは、当協会会員の緑水工業㈱(本社:長岡市、家老俊一社長)。調査対象は川西中継ポンプ場を上流として一級河川信濃川を橋梁添架管で横断する、下水処理センターまでの1,200m(φ250、エポキシ樹脂粉体塗装のダクタイル鋳鉄管)でした。アイスシャーベットの注入口に既存の空気弁を活用し、全長1,200mを3工区(200m、900m、100m)に分けて、ポンプ場への流入量が少ない夜間の3日間(10月下旬~11月上旬)で作業を行いました。管内の夾雑物を除去した後、TVカメラを空気弁から挿入し、管壁の状況を確認しました。作業終了後、十日町市環境エネルギー部上下水道局下水道係の河原崎主任技師から「アイスピグで洗浄して管内を調査した結果、腐食も少なく比較的健全な状態であることが確認できた。この結果を踏まえ、同じような圧送管路の点検・調査の参考にしたい。今後もアイスピグの活用を前向きに考えたい。」とうれしいコメントをいただきました。

計画的維持管理の一環としてアイスピグ管内洗浄工法が採用された初の試みが、全国に広がることを期待します。

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川崎市水道部へデモ車出動

アイスピグ関東地域協会(石塚文規会長)は11月8日、川崎市上下水道局水道部平間会館で行われた研修会の中で、デモ車を利用したアイスピグ管内洗浄工法の講習会を実施しました。午前の部が45名、午後の部が49名、会員会社の参加も含めると100名超が受講し、大変活発な質疑応答となりました。8月の横浜市水道局(2回実施)に続き、大都市へのデモ車の出動で水道分野への採用拡大が期待されます。

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水道展に初めて出展(福岡市)

東亜グラウト工業㈱は10月24日~26日、福岡市のマリンメッセで開催された「第52回福岡水道展」にアイスピグ管内洗浄工法を初めて出展しました。水道展は水団連の加盟団体のみが出展できる展示会であり、同社は今年度から加盟し、出展できることになりました。下水道展等と比較すると小規模な展示会ではありますが、全体の入場者数に対しての当ブースへの来訪率は非常に高くなっており、アイスピグへの関心の高さが伺われます。具体的な物件の話も進み、大いに意義のある展示会になりました。

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エコプロ2018に出展します

東亜グラウト工業㈱は12月6日~8日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2018」にアイスピグ管内洗浄工法を出展します。国内外で持続可能な社会に向けた取り組みが一層加速する中、第20回目の開催となる今年は「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ」をテーマに、環境問題を中心に様々な社会で発生している問題や課題の解決に臨みます。多くの皆様のお越しを心よりお待ちしています。ブース番号は、東5ホール5-034です。

洗浄総合展に出展しました

東亜グラウト工業㈱は10月17日~19日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「2018洗浄総合展」に出展しました。今回はメイン通り沿いの角地での展示となったため、濃縮汚泥配管洗浄のビフォーアフターのパネルに釘付けになる来訪者も多く、説明に熱心に耳を傾けていただきました。配管洗浄のニーズは多岐にわたっていて、アイスピグが活躍しそうな案件も多数あり、今後の引き合いが期待されます。

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汚泥脱水ケーキ輸送管の洗浄を行いました

日本下水道事業団が維持管理業務を受託している静岡県磐田市磐南浄化センターで10月2日、汚泥脱水ケーキ輸送管の洗浄を行いました。洗浄対象管はRC製配管溝内に露出配管された口径400ミリ、延長50mの鋼管です。排出口が汚泥焼却設備ホッパーの直上、地上高10m程度にあること、また通常の汚泥輸送管等に比べて管内物質の含水率が低く、ほぼ満管状態で残留していることなど、厳しい施工条件でしたが、アイスピグ洗浄工法にて管内汚泥脱水ケーキを除去することができました。なお、洗浄作業実施に先立ち行ったアイスピグ洗浄工法の技術説明には、日本下水道事業団、浜松市上下水道局、あいち水と緑の公社、㈱ウォーターエージェンシーなど関係者の方々が多数参加されました。

 

文責:アイスピグ中部地域協会 事務局長 田中浩二

 

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