平成30年度東海農業土木事業協会「水利施設保全管理補修部会研修会」が10月1日、名古屋市中区 桜華会館にて開催され、アイスピグ中部地域協会から農業用水管の維持管理補修工法の一つとしてアイスピグ管内洗浄工法技術説明の発表を行いました。当日はコンサルタント、材料メーカー、建設会社など農業土木関係者70名余りが参加し、全7工法の発表を熱心に聴講していました。
文責:アイスピグ中部地域協会 事務局長 田中浩二
アイスピグ中部地域協会は9月28日、第5回定時総会を名古屋椿山で開催しました。冒頭、相澤会長(株式会社山越・社長)から「中部地域ではアイスピグの実績は件数、延長とも順調に伸びている。今後とも各会員の連携で一層の普及・拡大につなげてゆきたい。」との挨拶が有りました。引き続き審議に入り、第1号議案から第6号議案まですべて承認されました。この中で、営業会員の新設とそれに伴う会則の改訂があり、新たに営業会員として東海ヒノデサービス販売株式会社が入会することとなりました。
(文責:アイスピグ中部地域協会事務局長 田中浩二)
東亜グラウト工業㈱は10月24日~26日の3日間、マリンメッセ福岡で開催される「福岡水道展」にアイスピグ管内洗浄工法を出展します。この展示会は毎年秋に日本水道協会主催の全国会議に併設して、日本水道工業団体連合会(水団連)が主催するもので、東亜グラウト工業㈱は初出展です。
パイプ、バルブ等の水道用資機材、プラント、水道施設運営等水道をめぐる技術、製品、システムの今を一望でき、また、水道関係者の交流の場としても評価されています。どなたでも会場での簡単な登録で参加できますので、ふるって、ご来場ください。ブース番号は「72」です。
東亜グラウト工業㈱は10月17日~19日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「2018洗浄総合展」にアイスピグ管内洗浄工法を出展します。この展示会は日本最大級の産業洗浄専門展で、優れた製品や技術の発表・販売促進の場として活用されています。今年は記念すべき20回目の開催となり、ワールドロボットサミットが同時開催されるので多くの来場者が期待されます。皆様のお越しをお待ちしています。ブース番号は、東4ホールW-31です。
藤野興業株式会社(本社:大阪府富田林市、藤野正勝社長)は7月27日、大阪府吹田市水道局・片山浄水所の導水管を洗浄しました。洗浄対象はエポキシ粉体塗装の鋳鉄管(φ150、延長100m)で、昭和30年の布設後昭和63年と平成28年に一部更新したものの、経年とともに鉄分などが管壁に付着しポンプの導水流量が低下している状況でした。含氷率82%の特殊アイスシャーベットで洗浄した結果、流量が約6%回復、圧力は約30%軽減していることが確認されました。特殊アイスシャーベットの注入から夾雑物の回収までの時間はわずか30分でした。
同市の担当者は「今回はあえて管壁の付着物が多い経年管を選んでみました。距離が長く、途中の状態を確認することが難しい導水管には、詰まるおそれのないアイスピグが非常に有効だと思います。今後は使用状況に応じた洗浄工法を選択し定期的な洗浄を実施することで、長寿命化につなげていきたい。」と話をしてくれました。
アイスピグ研究会は8月29日に平成30年度定時総会を開催しました。新入会員4社(環境管理センター:高崎市、東日工業:前橋市、関東特殊防水:高崎市、バイオテックス:佐賀市)の自己紹介の後、大岡会長は「アイスピグの歴史は浅く、これからが普及の正念場である。会員の皆様と一緒に営業手法を確立して市場を広めていきたい。」と挨拶しました。引き続き議案の審議に移り、第1号議案から第4号議案まですべて承認されました。昨年秋にひとつの区切りである「100物件突破」を果たしたので、次の区切りの目標は、現在累計約60kmである洗浄距離の「100km突破」となります。「早くも・・・」か「やっと・・・」か「ついに・・・」か、どの見出しにするか、今から楽しみです。
PageTOP ▲