㈱G&U技術研究センターで実験見学会を行いました。

 ㈱G&U技術研究センター(山木幸夫代表取締役)は2月17日と24日にアイスピグによる堆積物の運搬効果の検証実験を公開しました。これはアイスピグ研究会が昨年から同社へ委託している実証実験の一部で、当日は大岡会長を始め研究会、地域協会の会員と東亜グラウト工業の社員が多数見学しました。実験は模擬配管(φ200mmの透明塩ビ管)内に設置した模擬堆積物(重量物)がアイスピグによって高さ2.5Mのリフト部を越えて運搬されることを検証するもの。注入された約1トンの特殊アイスシャーベットが全長30Mのアイスピグを形成して模擬堆積物を包み込み、一気に2.5Mをリフトアップする様子は正に圧巻。アイスピグの驚くべき運搬能力に見学者も驚嘆していました。

 ㈱G&U技術研究センターでは今期中に実験結果を報告書にまとめる予定で、当研究会はその報告書の内容を踏まえて技術資料の改訂を行います。

RIMG0398小.jpgRIMG0412小.jpgRIMG0420小.jpg

RIMG0436小.jpgRIMG0442小.jpg

白岡市で下水圧送管の洗浄を行いました。

東亜グラウト工業は12月1日に埼玉県白岡市で下水圧送管(管径150ミリ、延長542メートルのダクタイル鋳鉄管)の洗浄を行いました。当日は埼玉県内で初のアイスピグ洗浄ということで注目を集め、周辺12自治体と関連業者等総勢40人が現場作業を見学しました。見学者はアイスピグで削り取られた夾雑物をアクリル透明管で確認し「わー、真っ黒だ」と驚きの声を上げていました。

昨年の下水道法改正により、硫化水素により腐食の恐れが大きい管渠とマンホールについては、5年に1回以上の点検が強く求められるようになりました。従来工法では困難であった曲がり部分の多い長距離下水圧送管の洗浄を短時間でできるアイスピグの採用がこれから急増することが期待されます。

014白岡小.jpg 015白岡小.jpg 023白岡小.jpg

030白岡小.jpg 032白岡小.jpg

「ライフサポートフェア2016」に出展しました。

 東亜グラウト工業㈱は東京都中小企業振興公社が主催する「ライフサポートフェア2016」に出展しました。この展示会は「防災・防犯」「環境・省エネ」「健康・福祉・医療」「生活」の各テーマごとに、優れた製品や技術を有する中小企業約70社が集結する展示商談会で、1月28日・29日の2日間、東京都立産業貿易センター台東館で開催されました。

 昨年は下水道展を始めとして全国7ヶ所の展示会にアイスピグを出展しました。その効果もあってか、展示コーナーでビデオを熱心にご覧になっている方に説明員が近づくと「知ってるよ」とうれしい答えが返ってくることもあり、アイスピグの認知度は確実にアップしていると感じました。

ライフサポート3小.jpg001ライフサポート1小.jpgライフサポート10小.jpg

東北地方で初実績(登米市と大和町)

 東亜グラウト工業㈱は、12月9日に宮城県登米(とめ)市、15日に同黒川郡大和(たいわ)町で、東北地方では初めてとなる「アイスピグ管内洗浄工法」で下水道圧送管の洗浄を行いました。いずれも現場公開が行われ、近隣市町村の職員や上下水道関連企業の担当者が登米市には約50人、大和町には約30人、参加しました。

 登米市では津山町横山地区の鋳鉄管(管径150mm、延長約400m)を洗浄しました。参加者は回収口で、アイスシャーベットが汚れを取り込み黒く濁っていることを確認すると、洗浄能力の高さに感嘆の声を上げていました。

010登米市小.jpg015登米市小.jpg017登米市小.jpg

 一方大和町では鶴巣幕柳十王沢地区の塩ビ管(管径100mm、延長約900m)を洗浄し、登米市と同様の効果を確認しました。尚、今回の現場公開には近隣市町村はもとより、青森県の水道施設担当者も参加するなど非常に関心が高く、今後東北地方にアイスピグ管内洗浄工法の採用が拡大することが期待されます。

003大和町小.jpg007大和町小.jpg013大和町小.jpg

東亜グラウト工業が洗浄総合展に出展しました。

東亜グラウト工業㈱は、12月2日~4日の3日間「2015洗浄総合展(於:東京ビッグサイト)」にアイスピグ管内洗浄工法を出展しました。あらゆる分野の「洗浄」が一同に会する展示会で、同社としても初めての出展となりました。動画の前に立ち止まり、「何を洗うのだろう」としばし画面をみつめて、そっけなく立ち去る人、熱心に質問する人とさまざまではありましたが、又一段階アイスピグの認知度が上がったように感じました。

021洗浄小.jpg002洗浄小.jpg015洗浄小.jpg

028洗浄小.jpg035洗浄小.jpg

鳥取市で消雪パイプの洗浄を行いました。

鳥取市都市整備部道路課発注の消雪パイプの洗浄は、昨年11月に全国で初めてアイスピグ管内洗浄工法で実施したもので、今年1月に続く3回目となりました。今回も1・2回目と同様に、鳥取市に本社を置く因幡環境整備(国岡稔社長)と東亜グラウト工業が洗浄を担当し、11月12日と13日の2日間で浜坂地区の消雪パイプ約530Mを洗浄しました。13日には国交省や鳥取県の担当者も多数見学に加わり、洗浄の様子を注意深く観察していました。今回の洗浄も上々の出来栄えとなり、鳥取市以外の消雪パイプ敷設地域にもアイスピグ管内洗浄工法が広がることが期待されます。

004鳥取小.jpg017鳥取小.jpg026鳥取小.jpg

021鳥取小.jpg032鳥取小.jpg

TMS工業が説明会を実施しました。

アイスピグ研究会特定地域会員のTMS工業(渡邊仁社長)は、11月17日札幌市においてアイスピグ管内洗浄工法の説明会を実施しました。この説明会は北海道地方下水道協会主催の下水道関係実務研修会の中で行われたもので、各市町村の下水道担当者や管路協会員等191名が参加しました。

005札幌小.jpg009札幌小.jpg015札幌小.jpg

同時に別室では展示会も開催され、皆さんアイスピグの動画の前に立ち止まって熱心に見入っていました。また、説明会終了後は意見交換会(懇親会)が行われ、その席でもアイスピグについて質問する人が多数おり、関心の高さを伺わせました。

IMG_0608札幌小.jpg011札幌小.jpg019札幌小.jpg

中部地域協会が北陸で初のデモ施工を実施しました。

アイスピグ中部地域協会と会員のサンデック(株)(金沢市)は11月5日富山市千成町にて北陸初のアイスピグ管内洗浄工法による洗浄を行った。現場には富山市と滑川市の下水道職員ら20人余りが訪れ高い洗浄能力や優れた施工性等を確認した。

今回は汚泥の付着等により流下能力の低下していた鋼管(圧送管、Φ100mm、延長約400m)の洗浄で、2.2tのアイスシャーベット注入から洗浄、堆積物の排出まで行う施工を2回(4.4t)行い約50分足らずという短時間で完了した。

サンプリングによる堆積物の排出確認と施工前後の管内TVカメラの映像により洗浄効果を確認した。

市職員の方々からは施工延長等の質問や消雪パイプの施工に関しての質問も出て関心の高さを伺わせた。

IMG_0581小.jpgIMG_0583小.jpgIMG_0585小.jpg

IMG_0586小.jpgIMG_0587小.jpg

PageTOP