富田林市で国内最大規模の洗浄を実施しました

アイスピグ研究会会員の藤野興業(株)は、10月8日大阪府富田林市梅の里の下水圧送管路でアイスピグ洗浄を実施した。今回対象となったのはタールエポキシ塗装鋼管Φ250で、ポンプ場から上り勾配部分の800m。

富田林市下水道課の担当者によれば、梅の里地区の下水道は昭和50年代に敷設され約40年が経過しているが、これまで長距離管路を洗浄する方法が無かったため一度も洗浄はしていないとのこと。この度富田林市の下水道のメンテナンスを行っている藤野興業(株)からアイスピグ洗浄工法の紹介があり、テスト的に洗浄をすることになった。

今回使用する特殊アイスシャーベットは8.8トンで国内では最大規模の洗浄となった。デリバリーユニット4台で搬送された特殊アイスシャーベットはポンプ場から管内に注入され長さ180mのアイスピグを形成、その後ポンプで圧送され回収口までの管路800mを約30分で洗浄した。回収口には透明管が設置されており、管内の夾雑物を含んで真っ黒になって排出される特殊アイスシャーベットが観察できた。

このテスト洗浄には富田林市以外にも大阪狭山、河内長野、藤井寺、河南、千早赤阪の近隣5市町村の上下水道関係者が見学に集まった。富田林市の担当者は「洗浄後のポンプの運転状況や電力使用量から今回の洗浄効果が確認できる。今後は費用対効果を勘案して他の圧送管路での採用を検討したい。」と話された。

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兵庫県赤穂市で水道配水管の洗浄を行いました

9月3日深夜から4日未明にかけて、藤野興業株式会社(大阪府富田林市)が兵庫県赤穂市において水道配水管の洗浄を行いました。水道配水管の洗浄は国内では初めての実績となります。

洗浄対象は昭和46年敷設のダクタイル鋳鉄シールコート管Φ150で、洗浄区間は720m。シールコート材が経年劣化で剥離し、周辺住戸の水道メーターのストレーナーに詰まり出水不良が起きており、赤穂市上下水道部水道課では定期的な点検・清掃を行っていました。同水道課では根本的な解決方法を検討する中で「アイスピグ管内洗浄工法」の情報を入手し、アイスピグ研究会会員の藤野興業にデモ洗浄を依頼することになりました。

作業は周辺地域の断水後、事前の管内カメラ調査、ウォーターフラッシングを行い、続いて管内に特殊アイスシャーベットを注入してアイスピグを形成し洗浄を行いました。特殊アイスシャーベットは製氷拠点の富田林市からデリバリーユニット車2台(各2.2t積載)で輸送されましたが、現地到着後の品質検査では含氷率(氷の割合)は80%とほぼ製造直後とそん色のない品質を示しました。洗浄開始後、回収口からは茶色く濁ったシャーベットが排出され、徐々に透明になっていく様子が観察されました。

 トラックからアイスシャーベットを注入 小.jpg042赤穂市 小.jpgアイスピグの洗浄後 小.jpg

 

 

洗浄後の管内カメラ調査で洗浄効果を確認し、最後にウォーターフラッシングを行い終了しました。カメラ調査では入口付近に若干汚れが残っているものの、管内がきれいに洗浄できていることが確認されました。

サンプル水で洗浄効果を比較 小.jpg施工後に管内をカメラ調査 小.jpg

 

 

今回のデモ洗浄で、アイスピグ管内洗浄工法が水道配水管でも充分効果があることが確認できました。今後水道分野へのPRを強化し、配水管洗浄の実績を増やしていきたいと思います。

関東地域協会が定時総会を開催しました

アイスピグ関東地域協会(稲毛芳夫会長)は8月8日、ホテル アール・メッツ宇都宮において第2回定時総会を開催しました。

総会は全会員8社が参加し、議案は全て承認されました。稲毛会長から「展示会やメディアの報道によってアイスピグの知名度が上がってきているので実績を増やしていきたい。平成26年度は更に宣伝活動を継続すると共に、技術の開発も進めていきたい。」との話がありました。

関東地域協会の今年度の飛躍を期待します。

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中部地域協会が愛西市様への説明会を実施しました

アイスピグ中部地域協会では、7月29日愛西市役所上下水道部上下水道課様に対する説明会を実施しました。

この説明会は積水化学工業(株)様と中部地域協会の(株)山越が合同説明会として開催し、上水道課の3名と

水道業者18名の計21名の皆様にご参加いただきました。

内容は水道管路のメンテナンス全般にわたる新しい商品、工法、システムの紹介で、その中の維持管理の新しい技

術としてアイスピグ管内洗浄工法が紹介されました。

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アイスピグ研究会第2回定時総会を開催しました

7月25日、ハイアットリージェンシー大阪2階咲の間において、アイスピグ研究会の第2回定時総会を開催しました。

マット・ステファンセン氏の講演会に引き続き行われた総会には、代理人も含め理事会社6社全員の参加をいただき開催することができました。

冒頭、大岡会長より平成26年度はデモ洗浄を積極的に実施し採用数を増やし、来年度からは商業洗浄中心として事業を軌道に乗せていくとの方針説明がありました。

研究会としては昨年に引き続き、広告・宣伝活動、デモ洗浄、会員の技術向上を積極的に行って参ります。

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アイスピグ研究会講演会を開催しました

7月25日、ハイアットリージェンシー大阪においてアイスピグ研究会講演会を開催しました。

会場は下水道展会場のインテックス大阪のすぐ隣に位置し、当日は下水道展の最終日に当たることから、下水道展の見学も兼ねた82名に参加いただきました。

講演会はアイスピグ研究会大岡会長、鈴木顧問の挨拶に始まり、アイスピグをグローバル展開するイギリス、アグアロジー社のアイスピグ事業責任者マット・ステファンセン氏にアイスピグの海外での実施状況などを講演いただきました。また東亜グラウト工業㈱の比嘉課長からは国内での実施状況の説明、最後に地元大阪の藤野興業㈱藤野社長に閉会の挨拶をいただき無事終了することができました。

ご参加者の皆様、スタッフの研究会会員の皆様、メディアの皆様、ハイアットリージェンシー大阪スタッフの皆様のご協力に感謝を申し上げます。

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中部地域協会が定時総会を開催しました

アイスピグ中部地域協会(相澤宏暢会長)は7月25日、ハイアットリージェンシー大阪において第1回定時総会を開催しました。

総会は会員11社全員参加で行われ、議案は全て承認されました。相澤会長から平成26年度の事業計画として、普及活動として説明会、デモ洗浄の積極的実施、技術の進化、認定技術者講習会の実施、会員の相互協力による協会の発展の4つの事業計画の説明がありました。

中部地域協会のますますの活躍を期待します。

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下水道展’14大阪に出展しました

東亜グラウト工業㈱は、7月22日~25日までインテックス大阪で開催された「下水道展’14大阪」に出展しました。

東亜グラウトブースでは昨年と同様に、実際のアイスシャーベットを用いたアイスピグのデモ洗浄を行い多くの見学者を集めました。

今回は大阪開催であることから、今年6月に新たに製氷機を導入した地元の藤野興業㈱(アイスピグ研究会特別会員)が、アイスピグ近畿地域協会の会員募集のパネルを掲げ、近畿地区での協会立ち上げをアピールしました。

4日間の下水道展への来場者は昨年(東京ビッグサイト)よりも若干少ない8万6千人弱となったようですが、東亜グラウトブースは昨年とほぼ同じ1200人を超えるお客様に来ていただくことができ、4日間とも大盛況で閉会しました。

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愛知中部水道企業団様へ説明会を実施しました。

7月9日、アイスピグ中部地域協会では愛知中部水道企業団様への説明会を実施しました。

説明会は中部水道企業団様の会議室で座学形式で行われ、35名のご参加をいただきました。

工法説明後の質疑では、「どの程度の汚れまで取れるのか?」「洗浄後のシャーベットはどうするのか?」など、実践的な質問が多く出されました。

また、実際にアイスピグ洗浄を検討したい路線もあるとのことで、中部地域協会では今後予算化に向けた協力をしていくということです。

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