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2014年5月29日
自然流下下水道管洗浄の公開実験を行いました
4月23日、新聞記者の皆様を東亜グラウト工業浦安技術センターに招き、公開実験を行いました。
アイスピグ洗浄工法の適用管路は圧力管路に限定されていますが、自然流下の下水管への適用を目指して工法開発が行われています。今回は開発中の新工法を記者の皆様に見ていただきました。
自然流下の管路は、注入した特殊アイスシャーベットが流れてしまい、密実に充填することができません。また形成されたアイスピグを圧送できないことから、これまで自然流下管は洗浄できないと考えられていました。しかし東亜グラウト工業では、自然流下の無圧管でも洗浄できるアイスピグ工法を開発しています。
新しい工法では、先端を特殊なピグで止水しながら特殊アイスシャーベットを注入することでアイスピグを形成し、更に管外部から水をポンプで送り込むことでアイスピグを押し流します。実験では管内に配置した擬似夾雑物の小石やゴルフボールを除去することができ、下水管や取り付け管にも悪影響を与えないことが確認されました。
実用化にはまだクリアしなければならない課題はありますが、早期の実用化が期待されます。
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