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2016年6月24日
旭川市で汚水圧送管の洗浄を行いました。
研究会会員の㈱TMS工業は6月13日、受託会社である㈱旭川浄化の協力を得て北海道初となる「アイスピグ管内洗浄工法」による汚水圧送管の洗浄を行いました。当日は現場見学会も兼ねて行われましたが、近隣自治体の下水道担当者や業者等80人強が参加、現場見学会としては異例の大人数となり、アイスピグに対する関心の高さを伺わせました。
現場は旭川市台場1条3丁目地内で、管路は管径100mmのダクタイル鋳鉄管で、延長186Mの汚水圧送管(マンホールポンプ)が洗浄対象でした。
冒頭、旭川市水道局上下水道部下水道施設課から、過去に圧送管が閉塞したため「開削して管を切断し、高圧洗浄車等により油脂分などの夾雑物を除去したものの、圧送管全体が完全に洗浄された訳ではない」との説明がありました。引き続き㈱TMS工業・渡邊社長による工法紹介の後、実際の洗浄作業に入りました。見学者は最初に注入口に集まって、実際にアイスシャーベットに触ってみて感触を体感、続いて回収口に移動してアイスシャーベットの到着を待ちました。約10分後、アイスシャーベットが白や黒の夾雑物を運んでくる様子を、特別に設置した透明管で確認しました。今回はアイスシャーベットの注入から回収まで約15分間で洗浄作業を終了しました。
市内にはマンホールポンプが41箇所あり、まだまだアイスピグの出番がありそうです。
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