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2017年3月 7日
下水圧送管を洗浄(大衡村と富谷市)
宮城県の大衡(おおひら)村と富谷(とみや)市で相次いで下水圧送管の洗浄にアイスピグが採用されました。2月3日は大衡村で、口径100mm・延長255mの鋳鉄管内に2.2トンのアイスシャーベット(含氷率86%)を注入。晴天ながら北風の吹き荒れる中、約20分後に川を横断する配管の回収口に油分を含んだような夾雑物を抱え込んで茶色に変色したアイスシャーベットが到着しました。
2月7日の富谷市は吹雪の中で洗浄作業を開始しました。現場は曲管部が多く、住宅が密集していることから、安全にかつ短時間で洗浄することが求められており、この条件にぴったりのアイスピグ管内洗浄工法が採用されました。含氷率85%のアイスシャーベットが口径100mm・延長619mの塩ビ管内に注入され、約30分後に回収口に到着。こちらは大衡村とは異なり、真っ黒に変色していました。
宮城県では、昨年度登米(とめ)市と大和(たいわ)町で初めて採用され、これで4例目となりました。この3月13日には研究会会員の環清工業(山形県酒田市)にイギリスから「特殊アイスシャーベット製造機」が入荷することになっており、東北地方での実績がますます増えることが期待されます。
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