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2017年6月30日
新潟県新発田市でデモ洗浄を行いました
研究会会員の緑水工業株式会社(本社:長岡市、家老俊一社長)は5月26日、新発田市の下水圧送管を洗浄しました。今回は新潟県土木部都市局下水道課主催の現場見学会ということもあり、県内自治体の下水道関係者や民間業者等85人が見学する大規模なデモとなりました。冒頭、同課服部忍流域下水道係長から「管の腐食や閉塞での事故が起こるとその復旧には大変な困難が伴う。本日の見学会が下水圧送管の維持管理の一助になることを期待している。」と挨拶がありました。対象管路は口径150mmのダクタイル鋳鉄管で洗浄距離は799.4m、布設から10年以上が経過しているため硫化水素濃度の測定も同時に行いました。
圧送管に注入された特殊アイスシャーベット(含氷率70%)は約30分後に、回収口に設置した透明アクリル管内を黒く変色して通過し、管内の夾雑物を取り込んでいる様子が確認されました。硫化水素濃度については、半年間の継続測定を実施して効果を検証する予定です。
今回のデモにより、新潟県内での採用が急速に進むことが期待されます。
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