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2018年12月18日
調査業務にアイスピグが採用(新潟県十日町市)
新潟県十日町市の圧送管内調査委託業務に、全国で初めてアイスピグ管内洗浄工法が採用され、高い評価を受けました。調査業務を受注したのは、当協会会員の緑水工業㈱(本社:長岡市、家老俊一社長)。調査対象は川西中継ポンプ場を上流として一級河川信濃川を橋梁添架管で横断する、下水処理センターまでの1,200m(φ250、エポキシ樹脂粉体塗装のダクタイル鋳鉄管)でした。アイスシャーベットの注入口に既存の空気弁を活用し、全長1,200mを3工区(200m、900m、100m)に分けて、ポンプ場への流入量が少ない夜間の3日間(10月下旬~11月上旬)で作業を行いました。管内の夾雑物を除去した後、TVカメラを空気弁から挿入し、管壁の状況を確認しました。作業終了後、十日町市環境エネルギー部上下水道局下水道係の河原崎主任技師から「アイスピグで洗浄して管内を調査した結果、腐食も少なく比較的健全な状態であることが確認できた。この結果を踏まえ、同じような圧送管路の点検・調査の参考にしたい。今後もアイスピグの活用を前向きに考えたい。」とうれしいコメントをいただきました。
計画的維持管理の一環としてアイスピグ管内洗浄工法が採用された初の試みが、全国に広がることを期待します。
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